2011年10月30日(日) - 一箱古本市 Vol.12
今日は今年最後の「一箱古本市」だというのに、雨模様の一日となりそうだ。朝一番にコンビニへ行き、「一箱古本市通信」の原稿をコピーしてくる。この通信では、毎回拙い文章を書いてきたが、最後の一箱古本市開催にあたっての気持ちを込めて書いたので、ちょっとコピーを。 *** 万感の納めの市や涙雨 *** 浅野川べりの桜のつぼみが膨らみかけた春3月に始まり、セミの声を聞きながらいただいた流しそうめんの夏が過ぎて、黄色い落ち葉が舞う今回の市では、各店長さんが思いを込めた総決算の「一箱」を揃えていますので、箱の隅をつつきながらお気に入りの本をお探しください。 それにしても今年開催された8回の市のうち、前日から雨を気にせず開催に至ったのはわずか1回とは……ただただ実行委員一同不徳のいたすところと今回はプロフィールも控えたのですが、今日も雲行きが……。 「本」が「人」と「街」をつなぐ一箱古本市が予定どおり開催できたのは、お客さんと源法院さん、そして出店いただいた店長さんのおかげです。本当にありがとうございました。(あうん堂) 8時半、会場準備で源法院に行くと、実行委員のメンバーもやってくる。お互い曇り空を見上げながら、やっぱし雨やねえ……。境内にテントを張り、本道内を片付けて、今日は最初から本堂に入り込むことにしよう。 10時、本堂に16箱、テント内に2箱並んで一箱古本市が始まると、ポツリポツリ雨が。今回の出店者は12回連続参加のおろおろ散歩道さんを筆頭に、常連の店長さんばかりなので、お客さんが少なくても盛り上がっている。 16時閉会、みなさんに後片付けを手伝ってもらう。 夜、東山・町屋塾で本日の出店者やこれまでの出店者が集まり、納会を開催。最後は「セリ市」をおこなって大いに盛り上がる。なにはともあれ毎月1回の開催、よく続いたものだ。 |