2012年9月22日(土) - 町家でジャズライブ
14時半、池田町の秋霖館に行き、オーナーのA不動さんとボチボチと椅子を二階に運び込み設営準備にかかる。会場は昭和初期に立てられた元洋裁学校の教室で、40畳の板張りである。壁には2枚の黒板が掛かり、小さめの教壇もあって懐かしい風景だ。 近所のONE-ONE-OTTAからテイクアウトしてきた珈琲を手に、館前の庭のブロック塀に腰掛けてAさんと四方山話。本日のライブ出演者である市尾優作さんたちが大阪と名古屋からやって来るのを待つ。 16時、ドラムの則武(ノリタケ)さんとヴォーカルの谷向(タニムカイ)さんの名古屋組が先着。さっそく楽器の設営をお願いする。リーダーでギターの市尾さん、サックスの山本さん、ヴォーカルの田中さんの大阪3人組がやってきたのは17時だったので、休むまもなくリハと打ち合わせに入ってもらう。 18時、お客さんが次々とやって来て、定員の30名を超える。ありがたいです。その間も階下ではメンバー5人が打ち合わせをしている。「町家巡遊2012」のお世話をしている建築家の橋本浩司さんに会場となった秋霖館の由来を話してもらった後、10分遅れでライブがスタートする。 今夜のライブでは市尾さんに、「家」をテーマの曲をお願いします、と企画者の私が無理な注文をつけてあったので、彼らのジャンルである即興演奏は明日のもっきりやのライブに譲って、竹内まりやの「家に帰ろう」から、ユーミン・THE BOOMといった曲をジャズアレンジして休みなしで一気に演奏してもらう。アンコールでは私も大好きな「見上げてごらん夜の星を」を演奏していただき、ピッタシ20時でクローズとなる。 跡片付けを済ませて階下の教室でささやかに打上げ会。平均年齢30代(ハイ、私とK子さんは除きます)の若い人たちと愉快なひとときを過ごした後、市尾さんたちの車に便乗して東山に帰る。メンバーの女性二人は屋根裏部屋に泊まるが、男性3人組は町屋塾なので彼らを案内しに行く。 明日のあうん堂ともっきりやでのライブの段取については、帰ってベッドに入って考えよう。 |