私の好きな和田誠さんが亡くなった。
和田さんの名前を知ったのは、雑誌『話の特集』を手にした17歳の時である。以来、氏のイラスト・デザインはもちろんのこと、作詞作曲、落語に俳句、エッセイ、映画にいたるまですべてに抜きんでており、<天才>という言葉は和田さんにふさわしい。生前、もっきりやでの映画と音楽に関するトークライブでお隣同士になり、奥様のレミさんと一緒にお話ができたこと、安西水丸さんと合作のイラスト原画を手に入れられたこと、署名入りの句集をはじめ多くの著作が私の本棚に並んでいることが和田さんの大切な思い出である。
午前、金澤20世紀書房さん来店。組合のことなど歓談。LPレコードの梱包&発送作業を済ませて昼食。
午後、女川の会・水文化プロジェクトの後援申請書類作成。金沢市役所にメールで送って、なんとか完了。カクバリズムHさんから依頼されたスタジオ手配の件で、以前お世話になったSさんと電話で打ち合わせ。夕方、カフェくわじまさん来店、好調な営業成績報告を受ける。あうん堂も負けてたまるか!
夜、カフェで珈琲を淹れ、ポットに詰めて隣家のくつろぎ部屋に入る。今夜もulu配信で『結婚できない男・第7話』を見るが、夏川結衣の演技と彼女が主人公の阿部寛と交わす会話の妙がたまらない。奥の部屋に入って、23:30就寝。 |