2011年5月29日(日) - 一箱古本市 vol.7
1週間前、金澤表参道で開催された『よこっちょポッケまーと』にNYANCAFE-BOOKSさんとの「お出かけ本箱隊」出店時も朝から激しい雨に見舞われたが、今日の一箱古本市も台風2号の影響で雨降り。4月の「春ららら市」でも開催2日間の内丸1日が雨だったし……しょうがないので気合を入れて主計町・源法院へ出かける。 源法院で友禅工房を開いている欒(らん)堂のUさんが本堂の中を片付けてくださり、実行委員であるニャンカフェさん、せせらぎさんたちと堂内に14箱をセッティング。 私は境内にテントを張り、呼び込み&下足番を兼ねて外で出店する。一日店長さんが雨の中集まり本堂で開店準備を、と思いきや、早くも他の箱の様子をチェックしているではないか。何はともあれこの雨の中、お客さんが来てくださるかどうか……。 10時、7回目となる一箱古本市がスタート!出店者の気になる箱の中身はこちらをどうぞ。 雨は終日止む気配はなく、それでもポツポツと顔なじみのお客さんが除きに来てくださり、感謝。売上げはいつもの半分のようだが、本好きの店長さんたちは愉しそうである。 16時、閉店。次回(6月26日です)はどうか晴れますように! 夜、あうん堂カフェで反省会。初参加の九月堂さんから常連店長さんにはない一箱古本市への思いが聞けて、これからの参考になる。 |
昨日に続いて今日もシネモンドへ出かけ、『しあわせの雨傘』(出演/カトリーヌ・ドヌーブ)を見る。彼女の代表作『シェルブールの雨傘』を思い出させるタイトルだが、内容も傘メーカーの社長夫人という設定のこの映画、ちょっと懐かしシチュエーションであった。☆3.0点。 帰宅後、在庫本整理。夕方、レンタカーを借りに出かけ、ついでにムサシまでK子さんのカフェ用品買物の運転手を勤めたりしていたら、嬉しい二日間の定休日はあっという間に終わった。 |
およそ2週間ぶりの嬉しい定休日は、映画と読書三昧である。屋根裏部屋に泊まっていたリリーさんとK子さんの3人で“カフェ・モーニング”。珈琲が美味しい。 午前、ベッドサイドの本棚整理。小川洋子・村上春樹・内田樹・津野海太郎等々未読本ばっかりです。 午後、一人でシネモンドまで歩き、映画『ミツバチの羽音と地球の回転』(監督/鎌仲ひとみ)を見る。終了後、シネモンドのスタッフさんと立ち話をしていたら、デザイナーのT嬢が館内から出てきたので、一緒にビルの外へ出てスタバ前で映画の話をして別れる。玉川図書館で『地球の歩き方/ドイツ』『同/チェコ・ポーランド・スロベキア』『ドイツの田舎町』の3冊を借りて帰宅。夕方まで、うたた寝。 夜、kinoあうん堂での映画上映会は、シリーズ22作目となった『座頭市 破れ!唐人剣』を見る。ichiキャンメンバーからは、GWに石垣を旅してきたというW嬢と陶芸作家・中島寿子さんが参加、漆の植埜さんは帰省中とかで今回は欠席。夕食の“すき焼き”を4人ですばやく平らげ、上映会がスタート。本シリーズも残すところ4本だが、最後の方はDVD化されていないので夏には終わってしまうなあ。 |
9時半、激しい雨の中NYANCAFE-BOOKSさん夫妻が車で迎えに来てくれる。空き段ボールを抱えて車に乗せてもらい、香林坊のシネモンドへ。2月から同館のロビーに置かせていただいている「ひとはこ古書店」の出品本撤去である。オヨヨさんの木箱に詰めてあった本をダンボール箱に詰め替え、フロアに持ち出すこと10分。オヨヨさんもエプロン姿で現われたところでシネモンドさんに挨拶して地下駐車場へ降りる。 4人が空いた木箱を抱えてニャンカフェさんの車に乗り込み、いっこうに止まぬ雨の中をタテマチのオヨヨさんの店に寄ってから東山まで送ってもらう。久しぶりにニャンカフェさんたちとのんびり近況を歓談。 午後、京都から宅配便で戻って来た出品本の整理。新刊の『樹と言葉』が2冊売れているのにはビックリ、さすが京都です。一部は店の本棚に戻し、残りはいったん書庫へ戻すことにする。 夕方、定休日のコラボン・O店長が絵本『にっちゃん日記』の売上金を届けてくれる。彼女と顔見知りのリリーさんもやって来たので、話が弾んでいる。 夜、カルロス&リリーによる公演『ラヴ・レターズ』のリハ。昨日用意した移動照明を天井に取り付け、北欧はじめの会・Mさんからお借りしたマリメッコの布を飾ったところで、4人で夕食。メニューは能登島の“イカ”を使った“お好み焼”に、これも島で採ったという“わらびの酢の物”。 私は照明と音楽のタイミングを、カルロス&リリーは朗読を通しでチェック、いい感じになりそうだ。 0:30終了、長かったGW営業も終わった。 |
昨夜はときおり激しい雨が降って、朝方には雷も鳴っていました、とK子さん。二度寝したから気がつかなかった。 午前、富山からサーファーSさん来店。前回会った時に話が出た読書サイト「読書メーター」に登録しましたよ、とiphonで見せてくれる。これは本好きでメモ魔には面白いと思う。 午後、ポツリポツリとお客さんが来てくださり、本もちょこちょこと売れるのはなにより。 釈淳徳さんがライティング工事の件で打ち合わせがてら珈琲を飲みに来てくれる。雑件でシネモンドや一箱実行委員のみなさんと電話で打ち合わせた後、コンビニへコピーしに出かける。うーむ、連休明けに備えていろいろやることが出て来たぞ。 閉店前、月天心さん夫妻がお茶しに来てくれたので、4人でGW中の営業状況について情報交換。 夜、HP日録3日分を一気に書込み、アップ。0:30就寝。 |
GWというよりもいつもの週末が戻ってきたのだが、ずっと営業しているのでそんな感覚が無くなっている。 午前、一箱古本市出店メンバーであるBOOKLIUMさんが来店。ここへ来る前にオヨヨさんの店を訪ねたそうだが、あいにく開店時間前で入れませんでした、とのこと。今年の一箱古本市はまだ未参加の彼女なので、また愉しくやりましょう、と声をかけ、しばし本談義。 午後、やはり一箱古本市の出店メンバーである安暖亭さん来店、1冊お買い上げいただいたところでにわか雨が降って来た。後輩Y君夫妻が立ち寄ってくれたのでK子さんともども4人でのんびり歓談。ちょうどお客さんもいなかったので話ができたが、これって喜んでいいのやら。 夕方、「町家巡遊2011」の件で惣菜Oさんがやって来る。時期は昨年同様秋の10月開催だそうな。いくつかプランを伺い、あうん堂も少し検討しなくては。Yah,coさんが週末限定委託販売の出来立てのパンを、北欧はじめの会・Mさんがマリメッコのクロス見本をそれぞれ届けてくれる。ハイ、いろいろ考えているのです。 夜、電気椅子に腰掛けるもすぐに寝てしまうのは、身体が疲れているからか。早々にベッドに入り、北尾トロ・下関マグロ『昭和が終わる頃、僕たちはライターになった』(ポット出版)読了。 |
今日は連休狭間の金曜日なので、お客さんの動きは少なそうだなあ。なにはともあれ、開店前に飛び飛び営業の銀行と郵便局回り。 午前、釈淳徳さんがみえたので、本業である電気工事をお願いする。今月21日にあうん堂で予定している朗読劇『ラヴ・レターズ』でのライティング設備についてミーティング、週明けに設置していただくことになる。 午後、ニークワークスUさんが小鳥の餌台に備え付けの水箱を届けに来てくれたので、7周年関連のDM製作代や塗装仕事の代金を支払い、その後彼女の当面の仕事予定など聞かせてもらう。あうん堂の夏休み前に海外出張が入ってるというUさんに、それでは向こうで会いましょうか、と話が弾む。夕方まで隣家で在庫本整理。 夜、HP日録への書込み後、ネットオークションへの出品作業に励む。23:30就寝。 |
今日は「こどもの日」。3日の「憲法記念日」、4日の「みどりの日」と祝日が3日続くのだが、震災や原発事故、金沢に本社のある「焼肉酒家えびす」のユッケ事故で例年のような明るさがないなあ……と思っているところへ伊丹のsawaちゃんから。(こどもの日のプレゼントが)とどいたよー、と弾んだ声で電話が入る。村上春樹さんにならえば、小さいけど確かな幸せを感じて、あうん堂初の連続営業7日目に入ることにしよう。 午前、8班ayaさん夫妻が知人で金沢旅行中の家族一家とともに来店。先日厚かましくお願いしてあった「一枝桜」の鉢植替え仕事だが、出来上がった鉢を持ってきてもらう。三国からMさん夫妻が昨年産まれた赤ちゃんと一緒に現われ、彼が焼いている“パン”をお土産にいただく。みなさんにはいただくばかりです。 午後、会社時代の後輩Sさん夫妻が散歩の途中に初来店。昨年退職した彼(と言っても私より5歳若いのですが)、グループ会社でバリバリ働いているとのこと。愉しく近況を伺う。 夜、隣家で電気椅子に腰掛け本読み。今日も途中で寝てしまった。TSUTAYA DISCASで借りたままだったDVD『ニッポン無責任時代』(植木等/1962年)を見る。人見明、由利徹、ハナ肇とクレージーキャッツの面々、団令子……みんな若いなあ。23:00就寝。 |
爽やかな五月の風が吹いて、絶好の行楽日和になりそうだ。デッキに設けた餌台にパンくずと米粒を撒いていると、満開のナナカマドの花のにおいにハチや無視が集まっている。小鳥さんは来るかしらん。 もうすぐ「こどもの日」だが、横浜のMoeちゃんはその日が誕生日だから毎年お祝いが重なってしまう。今年はゲームがほしいです、と先日連絡があったからすでに手配は済ませている。伊丹のTaiちゃんたちには何がいいのか教えてくれるように言っておいたところ、『オバQ』と『パーマン』です、と電話が入る。さっそくアマゾンで手配したところで開店となる。 終日、古本屋仕事。お客さんもいい感じで来て下さり、ありがたいです。 京都・トリペルではあうん堂も出店している『ふるほんフェス』がスタート。こちらは主催者の古書ダンデライオンさんのブログによると多くの本好きのお客さんが集まっているようで嬉しい。富山県高岡市ではこの連休初日に一箱古本市でもお馴染みの「上関文庫」さんが無事に店をオープンしているし、今古本屋はアツイのです! 夜、宮本輝『30光年の星たち』(毎日新聞社)読了。たくさん考えさせられる1冊です。 昨夜に続きネットオークションへの出品は、6冊。23:20就寝。 |
曇り空で風が強い中を歩いて金沢駅へ行く。8時40分発の電車で野々市駅へ……とホームに上がったが強風で到着が遅れ、七尾線の接続列車も遅れて出発も遅れてしまう。古本交換会会場予約受付時間の9時にはナントカ間に合ってやれやれ。8月分の会場予約はバッティングもなく、手続きを終えてやっぱり遅れている電車で金沢駅に戻る。百番街・ジャーマンで“豆パン”を買って、金沢で一番ビル風が強く吹く駅前通りを髪振り乱して帰宅。 終日、京都・トリペル出張本の発送作業。同封の「お出かけ あうん堂通信/号外」の原稿も必死になって書き上げ、コンビニでコピーをして二つ折りにしていたら、集荷締切り30分前の15時半にはなんとか段ボール3箱で梱包完了。どうかたくさん売れますように! 天気が今ひとつのせいか、店内はいつもの週末と変わらないお客さんであった。 夜、隣家の電気椅子に腰掛け、北尾トロさんの新刊を読み続ける……つもりだったが途中で寝てしまう。家に戻って早々にベッドにもぐりこみ、まだまだ続く連続営業に備えよう。後ろのベッドではK子さんがすでに高鼾であった。 |