今年のカレンダーをもう1枚めくると12月。
テーブルに置いてある11月のカレンダーの書き込みを数えて見ると、今月だけで週末のイベントが7回、クラス会や打ち上げ会など夕食会が10回、町会の集会が2回、屋根裏部屋に泊まった方との朝食会が4回となっている。
1枚めくって12月のカレンダーの余白は、と見ると、大阪出張と東京出張だけが決まっているだけで、後は今年最後の一箱古本市だけ……ではなかった、年内締め切りのあうん堂出版仕事が残っているのです。すでにビーズHさんには迷惑をかけているだけに、もう一仕事楽しくやって年越しだ。 |
午前、今回はニコニコレンタカーで石川古書組合の交換会(市会)に出席。大口の出品があり会場内は古本の山と化し、狭い空間を漁師のごとく歩き回って狙った獲物、もとい古本に札を入れていく。
狙った獲物は一山しか落とせず、だれも入れていない山からひっそりと2点ゲット。出品した預かり本はなんとか買っていただいたが、今日に限って支度金を持ってくるのを忘れ、会計のオヨヨさんに次回払いとしてもらう始末。金を持たずに博打はできません。
午後、帰宅して仕入れ本の整理と預かり本の会計整理。
夜、あうん堂でAさん一家の送別会。
4年前、転勤で金沢にやって来たAさんは翌年金沢でkeikoさんと結婚、その次の年には息子のTaiちゃんが生まれ、あうん堂の常連さんとも親しくお付き合いするまでになっていたのだが、来月1日付で広島に転勤することになったのである。
今日引っ越しを済ませたAさん夫妻は、今夜は屋根裏部屋に一家3人で泊まり、明日の朝勤務地となる広島にJRで移動して入居作業ということで、あうん堂にはお付き合いのあった8班Ayaさんとコースケ、shiho cafeさん母子たちが集まりささやかに最後の食事会を楽しむ。サラリーマンの宿命である転勤、大変だけどいいこともいっぱいあります。サヨナラ!Aさん、今度は広島で会いましょう! |
定休日は小春日和の二日目、五郎島Mさんの車に私たちも乗り込み、いざ「雄神リンゴ狩り」へと勇んで出かける。青空の下、紅葉の山々を眺めながら森本から一山越えて砺波市を抜け、南砺市にある雄神農園の倉庫に着いたのだが……シャッターが下りているではないか。
倉庫の横で片付け作業をしている女性が申し訳なさそうに近づいてきて、(23日の)初日に全部売り切れてしまって今度は29日なんですよ、と話してくれる。えッえーこの前買ってきてもらったのにー、とK子さん。なんでも初日は行列ができてお昼過ぎにはなくなったそうだ。進撃の雄神リンゴか!
私たちがこのリンゴを知って早や5年、その美味しさと安さが魅力であうん堂のお客さんに話しまくったからだろうかこんなに人気が出るなんて。昨年は解禁当日にMさんとやって来たが、その二日前の強風でリンゴが落ちてシャッターが下りたまま。そのまた前の年は解禁の1週間までシャッターが下りていて……ご縁がありませんねえ、と3人で頷くのであった。
となると我が家に残っているのは先日サーファーSさんに買っていただいた残りの2袋(大7個入り)だけで、明後日は買いに来れないから毎秋送ってあげるところには足りないし……などと考えていてもしょうがない。それにしても一昨日21美のパーティーに1袋を差入れしたのは誤算だった。
昨年同様、近くの「御菓蔵」で"クズかきもち"を買い、今日は天気も良いので伏木経由の氷見まで足を延ばし、氷見番屋街の回転寿司で昼食。帰路、話に聞いたことのある「SAYS FARM」に立ち寄るもレストランはランチタイムでコーヒーは飲めず。はるか富山湾を眺めて金沢に戻る。
夜、町会の定例会に出席。話題は年明けの新年会であった。そうだ、もう12月なんだ。 |
嬉しい定休日は、駅前の金沢フォーラスにあるイオンシネマへ映画『小野寺の弟 小野寺の姉』(出演:向井理、片桐はいり)をK子さんと見に行く。いやいや実に面白くて、セツナイ映画だったなあ……片桐はいり、恐るべし。☆4.5点。
フォーラス6Fの飲食フロアで昼食。窓際に座り眼下の金沢駅構内・直江津方を眺めると、在来と新幹線の線路や分岐器がよく見える。駅西はすっかり再開発されて、かつて働いていた職場に向かうために線路を何本もわたって歩いたことを思い出す。
帰宅後、夕方まで片付け仕事。マップ原稿書きになるが今ひとつやる気が起きない。
夜、馬場公民館で町会連合会の防災委員会に出席。相変わらず参加者は6割で、指示待ちの委員が多い。いつ来るか来ないか分からぬ地震を想定しての集まりだけに、幹事のみなさんの苦労がよくわかる。21時帰宅して、ヤフオク仕事を少しする。 |
夜、金沢21世紀美術館・プロジェクト工房で開催される「鈴木康弘 見立ての実験室」クロージングパーティに参加する。
持ち寄りOKのパーティということで、ダッチゴシさんから預かった"チョコ"と、一昨日、富山のサーファーSさんに買ってきた頂いた"雄神リンゴ"を一袋(これが後で大変なことだったとは思い知るはずはないのですが)差入れして開会を待つ。
小学生の研究員の乾杯の音頭でスタート、ニワトコさんや手芸部のOさん、コマチNさんたち顔見知りの方たちと歓談。鈴木先生にはバウムクーヘンWSのことや、私たちのためにわざわざ描いて送ってくださったイラスト画のお礼など立ち話。
キビ団子さんとコマチNさんによるサプライズで、特製の大型バウムクーヘンが鈴木先生にプレゼントされて会は盛り上がる。ずっとこの展覧会にかかわってきた50名あまりの研究員の皆さんも、美術館のスタッフも楽しそうだ。
21時過ぎには閉会となり、キビ団子さんにねぎらいの言葉を掛けてから、ニワトコさんの車で東山まで送っていただく。これで本当にバウムの会が終わった。 |
一昨日、絵を描きにいらっしゃいませんか? とオヨヨ・せせらぎさんからの電話を受けたのが、そもそもの始まりだった。
24日まで同店で開催中の『霜田あゆ美個展 小さな秋の一葉』の関連イベントである「ワークショップ/好きな小説を絵にする」の参加要請で、この期に及んでのお誘いということは……なにはさておき、喜んで、と返事をしたのであった。
11時、会場のせせらぎ店で顔見知り8割のこじんまりとしたWSがスタート。あらたまって絵を描くというのは初体験で、これはいったいどうなることかと心配だったが、案ずるより描くが易し。
さて私が持ち込んだ本は、宮本輝『三十光年の星たち』である。主人公二人を描こうとするが、その姿をどう描いていいのか、これがまったく分からない。霜田センセー!と助けを呼ぶと、この辺にある雑誌から似たような写真を見つけて描けばいいのよ、とクールなお言葉が。ここは古本屋だから探すのに苦労はなく、やがて見つけた写真をひたすら模写するうちにそれらしくなってきた。うーむ、ゲージュツは真似することから始まるということを実感するオヤジであった。
悪戦苦闘すること90分、最初に霜田センセーが田辺聖子さんの食べ物エッセイから描かれた絵を披露された後、何とか描き上げたこの絵と元になった小説『三十光年の星たち』をみなさんの前で紹介する。順番に他の参加者の発表を聞いていると、絵が1枚あるだけでその小説が読みたくなってくるということを発見、これも勉強になった。
午後、帰宅。K子さんに見せろと言われおずおずと出したところ、沢野(ひとし)さんに似てない? と一言。ひそかに師と仰ぐ沢野画伯だから、これでいいのだ。 |
朝の内、近江町市場にK子さんと出かけ、先週解禁となった"カニ"をトロ箱で買ってきて、その後終日、片付け仕事。
夜、隣家の父母や知人に分けた残りのコウバコ16ハイに、"おでん/牛スジ煮込/大根寿司"が並ぶ「カニ」会を開く。参加メンバーは1年前のカニ解禁日に集まった同メンバーが中心の総勢5名、あらかじめ切ったカニの身をみんなでおしゃべりしながら自分の分(今夜は3ハイです)をだすというあうん堂ルールでスタート。カニはやっぱし美味いなあ、と叫びつつ、テーブルの上のビールと日本酒とワインがいつのまにかなくなっている。 |
3週間ぶりにヤフオク出品作業を再開するなど、終日、古本屋仕事。
夜、今年2月に東山から実家に近い那須塩原に帰られたMさんが、この週末に金沢に遊びにいらして今夜は屋根裏部屋に泊まるので、ご近所の顔なじみが一品持ち寄っての夕食会をあうん堂で開く。実家が浪江町でご両親は今も仮設住宅で暮らしているMさんから最近の浪江町の話を伺うが、現実はすごいことになっていていろいろ考えさせられる。それでも彼女の持ち前の明るさが救いです。
仲良しだった陶芸作家・中嶋寿子さんと一緒に銭湯のくわな湯に行くというMさんを見送った後、K子さんの後片付けを手伝い、0:00就寝。 |
今日はまたも雨降り。
昨夜ガレージ内に放り込んだ什器類はかなり場所を取るので、あらためてガレージ内の段ボール箱から片付けなくてはならず、気合を入れて一大整理に励む。
夕方、宝島社の取材が入り、執筆者のIさんと同社編集者、カメラマンの4人来店。来春発行の金沢ガイド本とのこと、これも新幹線開業絡みの企画かなあ。そうだ、あうん堂のマップ出版原稿が全く進んでいないぞ。
夜、K子さんはヨガ教室に出かけ、私は昨日までのイベント会計整理。風邪は大したことはないのに頭が痛い。
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イベント「冬の友」二日目、雨は上がって青空も見えて雨の昨日よりも暖かい。クリスマスツリーとストーブはテントの外に出し、正面の垂れ幕をめくってオープンテントにして10時のスタートを待つ。
天気が良いとたくさんの人がどこからか現われて、広場はにぎやかな光景が広がっている。ほとんどが子ども連れで、金沢にもこんなに若い家族がいるんだ。
終日、北欧テント内はにぎわい、K子さんはWSのサポートに追われている。私は顔見知りのお客さんたちと歓談しながら、撤収作業の段取りを考える。それにしても今日は雨が降らなくて、イカッタ。
17時、終了。出店者が一斉に片付け始めるので、搬入路は車でしばらく身動きが取れない。それでもあうん堂分の什器を一度東山まで運搬し、2回目はK子さんと昨日同様ピップリケラさんの什器を高岡町の店まで運びこみ、レンタカーを返す前にオヨヨ・せせらぎ店からお借りした椅子を店まで届けて、帰宅。
夜、昨日から鼻声なので風邪薬を飲んで早寝しよう。 |
8時半、時折小雨のぱらつく中、昨夜積み込んでおいたレンタカーでしいのき迎賓館広場へ向かう。今日と明日の二日間、この広場に設置された17のテントでおこなわれるイベント「冬の友」の出店準備だが、時間が早いせいか関係者の姿は少ない。
テント近くの搬入路に車を止め、セッセと什器をテント内に運び入れた後、今回一緒に出店するピップリケラさんの店に行って、彼らの什器の運搬を手伝う。雨が本格的に降り出してきたぞ。
同じ出店メンバーのNYANCAFE−BOOKSさん、KUPPIさんに、あうん堂は臨時休業としたのでK子さんも細かい荷物を持ってやって来て、みんなでテント内のブース設営をおこない、13時スタート。雨模様でお客さんの動きは少ないが、それでも顔なじみの方たちがテントに来て下さり、感謝。
今年のテーマは「北欧」。それぞれ北欧関連グッズやフードを並べているが、あうん堂は「トントゥ」の帽子に靴下、「ヒンメリ」などを作るワ−クショップを開催するだけなので、合間を見てK子さんと変わりばんこに他のテントを見て回る。
雨はやまないまま21時までテントでWSをサポートして初日が終わった。 |
10時半、レンタカーを借りてK子さんと敦賀へ出かける。
1986年2月、当時鉄道員だった私は北陸線・近江塩津の出先機関に転勤となり、3月には家族で敦賀の鉄道アパートに引っ越した。子どもたちの小学校つながりで知り合い、その後も親しくお付き合いをしていたUさんご夫妻の奥さんがかかりつけの名古屋の病院で亡くなられたのが1週間前、昨夜娘さんのマキちゃんから電話で知らされてビックリ……。
14時、市内の斎場でのお別れ会に参列。ご主人に慰めの言葉を掛けるが気休めにもならない。隣に並んで立っているすっかりお父さんになっている息子と同級生のU君に逢うのは17年ぶりだが、こんな場所で会おうとは思わなかった。閉会後、敦賀でお付き合いのあった方たちといろいろ思い出話をして金沢に引き上げる。
夜、2軒隣の現在空き家となっているハッパさん宅にストーブと裸電球を持ち込み、ご近所のOさんにいただいた"大野の星山のとんちゃん"2.5kgを、ハッパさん事務所の若手スタッフと私たちの大人9名、幼児1名でペロリとたいあげる。敦賀時代、息子たちが熱中していたソフトボールチームの祝勝会で、Uさんご夫妻と楽しく"焼肉"を食べていたことを思い出す。 |
今年最後となった「ポッケまーと」にお出かけ本箱隊の一員として出店。9時半、今回もカルロスさんのに手伝ってもらっての出店準備となる。
11時、スタート。今回も「NYANCAFE−BOOKS」さん、「でっぱウサギの本」さんの3店が参加し、テント2張り内に本を並べる。心配していたは午後からポツポツと降り出してきたが、撤収するほど強くはなくて、イカッタ。それでもこの天気なので人通りは前回よりも少ない中、世話人のコラボンK社長がやって来たので、先週のニカさんライブPAでお世話になったお礼やライブの感想など立ち話。
16時、撤収。再びカルロスさんに車で東山まで本やテーブルを運んでもらう。
夜、BS3で韓国ドラマ『奇皇后』を見て、22:30就寝。 |
終日、『バウム&ライブ』のコーフン冷めやらぬ中、今週末と来週末に続けて開催されるイベントの下準備作業。
昨年に続き2回目となる『冬の友』出店テーマは、「北欧」。そんなわけで「北欧」絡みのグッズ&フーズ&ワークショップの企画をNYANCAFE−BOOKSさんと進めてきて、ようやく出店テント内のレイアウトと各店の持ち込み什器一覧を作成、みなさんにメールで送信する。
夜、2年ぶり3回目のクラス会に出席。会場の片町・山乃尾海遊亭には、気分は青年、身体はジイサンたち13名が集合、愉快なひと時を過ごす。 |
定休日の今日は、終日「バウム&ライブ」の後始末に明け暮れる。
あうん堂のお客さんで遠方の方々にライブの事後報告を兼ねて、チラシなどを発送したり、ニカさんから預かっていたCDや書籍の返品作業が一段落したところで、コーヒータイム。BGMは曽我大穂さんのMIXCD『2666 失踪』で、聴いているうちにヨーロッパの田舎町にいるような気分になって来た。
夕方、K子さんと歩いて幸町にあるビ−ズHさんの事務所を訪ね、年内最後の仕事となるマップ出版の進行打ち合わせ。Hさんが買っている猫が編み物をしているK子さんの足元の毛糸玉で遊んでいる。ニール・ジョーダンのDVDを2本お借りして退所。
おでんの「三幸」で夕食。開店直後のshirasagiさんを訪ね、オーナーTさんにお世話になったニカさんライブのお礼と楽しかったライブの裏話などあれこれ歓談し、冷たい風の中を歩いて帰宅。 |
8時半、カフェモーニング。メンバーは、ダッチ・ゴシさん夫妻、昨夜のニカさんライブにはるばる沖縄から来てくださった漆のU嬢、陶芸のN嬢に私たちの5名。昨夜のライブのコーフンもさることながら、U嬢の沖縄暮しのエピソードに笑い転げる。
今日、金沢を引き上げるゴシさんとU嬢にお土産を持って帰ってもらおうと、K子さんが干してあった"つるし柿"を取って来てみんなで紐を外しつまみ食い。ホチャホチャで甘くて絶品です。
終日、祭りの後のけだるさの中、ライブの後始末。3日間臨時休業していたので、本業に戻るのは明々後日からだ。
夜、にじみバンドのガンジーさんと曽我大穂さんのバンド「CINEMA dub MONKS」のライブがおこなわれる木倉町のMEMENTOにK子さんと出かける。彼ら以外のメンバーは広島と大阪へ、ニカさんは東京へ向かってしまったが、この二人が揃って金沢に来ることはなかなかないので、shirasagiさんが橋渡しをして急きょ実現したライブである。
ライブは私たちがこれまで知っていた二人の演奏スタイルとは違って(当たり前ですが)彼らの音楽の世界に引きずり込まれる。もっきりやさん、ニークワークスUさんたちも居合わせたので、休憩中に昨夜のライブのことなど歓談。
終演後、すぐ近くの八十八さんでK子さんとささやかに打上げ会。23時半帰宅。 |
6時半起床。K子さんに用意してもらったコーヒーとパンをトートバッグに詰め込み、ゴシさん夫妻と金沢21世紀美術館へ車で向かう。今日は「見立ての実験室/バウムクーヘン作り」の日で、会場となるプロジェクト工房前に車を停め、朝食のパンを食べながらキビ団子さんがやって来るのを待つ。バウムクーヘンがうまく焼き上がるか心配だが、雨がいつ降ってくるかもっと心配だ。
8時、キビ団子さんと大まかな打ち合わせを済ませ、ゴシさん夫妻と火床の準備に取りかかっていると、カナザワコマチのNさんが生地作りの器材を持って到着。雨が心配です、とおんなじことを口にしている。
9時、鈴木先生、研究員、武蔵美大生たちが一堂に会してプログラムがスタート。私たち火床組は最初のミーティングに顔を出してから、後はひたすら火床作り(といっても実質はゴシさん夫妻で、私はテントの設営を手伝ったり炭を運んだりするだけなのですが)に励む。
バウムクーヘンの焼き上げ作業が始まる時は青空も出ていたのにやがて雨となり、しばらくして日が差してくるという金沢らしいお天気になり、その都度火床を工房内や外に出したり入れたりせわしない。そんな中、研究員のみなさんは楽しそうにバウムクーヘンを焼いている。その様子をリハーサル前のニカさんとガンジーさんや、あうん堂のお客さんたちが覗きに来てくださるので、一緒になってのんびり過ごすことに。
15時過ぎに2本のバウムクーヘンが焼き上がったところで、後はゴシさんたちに任せていったん帰宅。昨夜準備しておいた今夜のライブ用荷物を抱えて、タクシーで会場のshirasagiに向かう。
18時、二階堂和美さんとにじみバンドによるライブがスタート。今夜のお客さんはあうん堂つながりの方が中心なので、身内の集会といったところ。ニカさんも前半チョッとやりにくかったようだが、いつのまにかいつものニカさんが弾けている。
ライブ後半にはあうん堂を始める時からお世話になっている方たちから花束を私とK子さんにそれぞれ贈られ、これだけでびっくりしていたところへアンコールでは二階堂さんから曲をプレゼントされることに。21時過ぎに終演となり、その後ニカさんたちのサイン会などの準備で来てくださったみなさんとゆっくりお話も出来ず申し訳なかったです。
片付が終わった会場で打上げ会。ニカさんから今夜歌ってくださったあうん堂の曲の歌詞を書いた便箋をいただく。バウムクーヘンの打上げに参加していたゴシさん夫妻とキビ団子さんも駆けつけて下さり、楽しい時間が過ぎてゆく。
0時半、屋根裏部屋に泊まるゴシさん夫妻とタクシーで帰宅。二日間にわたるあうん堂にとっては最初で最後の大きなイベントが終わった。 |
6時半、ゴシさんの車で香林坊のコインパーキングへ出かけ、昨夜預けたままになっているレンタカーを出して帰宅。
ゴシさん夫妻、K子さんと4人で朝食をとりながら、今日のスケジュールを確かめていると、宅配便で素敵な花が届く。鉄道員時代から家族ぐるみでお付き合いが続いている関東在住のFさんとIさんのお二人からだ。申し訳ないです、とK子さん。さっそくカフェに飾らしてもらう。
午前、ゴシさん夫妻は明日のバウムイベントのまかない用仕込に取りかかり、私は車を返して今夜のライブの受付準備を済ます。
お昼をめどにニカさんとガンジーさん、大穂さん、山村さんが相次いでやって来て、ミドリさん一家がやって来るのを待って、みんなで昼食。メニューは"煮込みうどん"です。
午後、ガレージの前にテントを張り出して仕込中のゴシさんと、バウムクーヘン試作のための準備に取りかかる。雲行きが怪しくなってきて雨が降ってきた。コマチNさんが、作った生地を持ってきてくれて、21美術館のキビ団子さんと見立ての鈴木先生がやって来るのを待つ。
猛烈な雨の中、14時から焼き始めて2時間、なんとか焼き上がったものの芯の大きさに先生は納得がいかず、ゴシさんとキビ団子さんの3人で調達に出かけて行った。私はライブの準備のためK子さんとタクシーで「もっきりや」へ出かける。
18時半、ライブ開場。入口で私が予約してくださったお客さんにチケットを渡し、K子さんが引き換えにライブのチラシと記念のチョコを手渡していく。雨の中、当日券を待つお客さんが列を作ってくださり申し訳ない。
19時、熱気で汗ばむ会場にニカさんとにじみバンドのメンバーが登場しただけでものすごい歓声が上がり、もうニカさんはヒートアップ! ライブがスタートし、私たちも入口でライブを楽しむことにしよう。
22時半、近所の「ペーパームーン」にて打上げ。もっきりやのH店長も参加してくださったので、Hさんの楽屋話で盛り上がる。ライブでお疲れのニカさんがウトウトし始めたのをきっかけにお開きとなり、私たちとゴシさんはみなさんを見送った後、タクシーで帰宅。明日もニカさんのライブを楽しめるなんて、主催者の特典だなあ。入場料を整理して、3:00就寝。 |
今日から11月、キッチンテーブルの前に掛かっているカレンダーも残り2枚になってしまった。店は今日から三日間の臨時休業だ。
午前、ガレージの入り口付近にある段ボール箱の山を奥に詰め込み、スペースを確保してからレンタカーを借りに行く。一度家に戻ってK子さんとホームセンターへ出かけ、昨日下見をしてあったブロックとBQ用の火床セットを購入する。
午後、ニカさんライブのバックでピアノを弾く「にじみバンド」の一人、黒瀬みどりさんから、もう少しで(昼食が)終ります、と携帯に連絡が入る。
お住まいの広島からご主人と二人のお子さんと共に金沢入りするみどりさんを宿泊先のホテルにK子さんと車で迎えに行くが、強くなってきた雨と3連休のせいか街中が車でえらく込み合っていて時間がかかってしまう。ホテルの玄関前でみどりさん一家をピックアップして郊外のスタジオに移動。
15時、白山市鶴来町のスタジオラウトで大阪から車でやって来た、ニカさん、ベースのガンジーさん、フル−トの曽我大穂さん、パーカッションの山村誠一さんと3年ぶりに再会する。
なにはさておきスタジオに楽器を運び入れた後、オーナーのMさん、そしてこのスタジオを紹介してくれたTazuさんも加わり、ダイニングルームで月天心さんの"どらやき"を口にしながら近況を話す。その後ニカさんたちはスタジオで音合わせに入り、残った私たちは引き続きコーヒータイム。18時、スタジオを後にして再びホテルに戻りチェックインし、すぐ近くのらくやさんにみなさんを案内する。
今回のライブ準備でお世話になったニークワークスUさんとデザイナーのNさん、明日からのバウムクーヘン作りでお世話になるダッチゴシさん夫妻もすでにやってきており、明日からの2Dayライブと21世紀美術館でのバウムクーヘン作りがうまくいくように、カンパーイ! みんなでおいしい加賀料理と日本酒をいただく。
あうん堂10周年記念にニカさんたちのライブを金沢でやりたいのですが、という手紙を出したのが今年の1月で、そして今夜ライブのために広島・大阪・沖縄から集まってくれたニカさんたちと愉快に食事をしているとは……らくやさんがサプライズでお祝いのケーキを作ってくださり、ローソクの火をK子さんと吹き消すことになって、思いもよらぬ「お誕生日会」になってしまった。
22時、みなさんをホテルまで送ってゴシさんの車で帰宅。屋根裏部屋に上がる前のゴシさんと少し話して、0:00就寝。
【本日の主夫&主婦レシピ】
<朝食> トースト/珈琲
<昼食> ラーメン/もち3
<夕食> 加賀料理@らくや |