2014年12月21日(日) - 金沢一箱古本市 Vol.33
今年最後となった「金沢一箱古本市@よこっちょ」はこれが33回目で、しかも初の12月開催。もうこの月で開催することを決めてから悪天候は覚悟してはいたものの、今日は朝から雨風となってしまった。 横安江町商店街さんのサポートをいただき、会場斜め前にある商店街事務所の3階をお借りし、予定通り10時スタートしたものの、参加店が少なく並んだのは実行委員も合わせて9箱。 それでも常連客や出店を見送った店長さんたちが足を運んでくれて、感謝。入口にテントを張って呼び込みと温かいコーヒーを販売していたNYANCAFE-BOOKSのカルロスさんは、交代で3階にやって来て店番を始めた途端、ウトウト。会場は暖房が効いてるからなあ。 16時、終了。来年もここ「よこっちょ」で一箱古本市を続けます! |
6時半、タクシーを呼んでK子さんと金沢駅へ。今年最初で最後の東京行きは、『中川ワニジャズブック』出版記念イベントが行われるからである。 7時10分発のはくたか3号に乗車、K子さんの腰の調子がもう一つだというので、今回は思い切ってグリーン車にする。たまにはイッカ。改札口の掲示板に、六日町付近の大雪で長岡行きに変更します、とあったが今回はそんなに急ぐ行程ではないので、長岡乗継新幹線の時間も気にせず乗り込み、車内で本読み。 埼玉県在住の友人二人に会うというK子さんは大宮で下車、20分遅れの11時40分に上野駅で降り、山手線で目白へ。住宅街の中にあるブックギャラリー・ポポタムを訪ね、『中川ワニジャズブック』の委託販売の件でお礼を述べた後しばし歓談。タダジュン&サカタキヨミご夫妻の私家版『特異点』を購入。 青山表参道から骨董通りを歩いて西麻布にある「Rainy Day Bookstore & Cafe」を訪ねる。 すでにタダジュンさんによる「板画ワークショップ」が始まっており、中川ワニさんも次のワークショップに備えて来店している。お二人に挨拶の後、再び渋谷駅に戻ってヒカリエでK子さんと埼玉の友人Iさんと待ち合わせ、三人で会場に戻る。 Iさんに東京出張中のニークワークスUさんと仕事仲間のNさんも参加しての珈琲教室を楽しみながら、カフェの上の階が事務所となっているスイッチ・パブリッシング社の新井編集長と少しお話させていただく。 夜、同会場でワニさんとタダジュンさんによるトークイベントが始まる。今回『中川ワニジャズブック』の出版に至るまでのお二人の仕事について話が弾み、合間にワニさんセレクトのジャズCDが流れる。 会場には金沢から髷のIさん、東山ほがらか倶楽部のMさん、京都からミナペル嬢、芦屋・月森さんたちの顔も見え、なんだかあうん堂でトークをおこなっているようだ。終了後、同会場での打上げに参加させていただき、楽しいひとときを過ごす。 23時過ぎ、表参道から地下鉄で水天宮前駅に移動し真上にあるロイヤルホテルにチェックイン。15階の部屋の窓から眺める東京の夜景が0時を過ぎているというのに輝いている。1時過ぎ、就寝。 |
一昨日から子守を頼まれたK子さんが伊丹Shinさん宅に出かけており、オヤジのカフェの店番も今日が三日目となる。 ケーキは売り切れてしまい、メニューにある"シラスチャーハン/カフェオレ"はちゃんと作れないので、注文があるとその都度お断りをしながら、終日カフェキッチンに立つ。 夕方、Shinさんが伊丹に帰ってきたので今夜電車で金沢に戻ります、とK子さんから電話。やれやれ明日は古本業に専念できるぞ。 夜、K子さんが戻り、3日間の売上伝票を前に業務報告を済ませて寝る。 |
9時半、小雪の舞う中、ニコニコレンタカー・橋場町店でヴィッツを借りに行き、そのまま野々市の交遊舎で行われる「市会」に向かう。 石川古書組合の古本交換会は年内にもう1回行われるが、次回は参加できないので今日があうん堂にとっての納めの「市会」となり、1点だけ落札できてイカッタ。 13時半に帰宅すると店の入り口のドアに、13時〜15時お休みいただきます、という張り紙が。K子さんが午後から伊丹Shinさん宅へ出かけることになり、入れ替わりにオヤジが週末の3日間店番をすることになっているのです。仕入れ本を片付け車を返し、15時に店を開ける。 夕方までのお客さんは5名。常連さんばかりなので気楽に珈琲を淹れてあれこれ話をしているうちに閉店。 夜、伊丹に着いたK子さんから、ちゃんと店を開けてるの、と電話で叱咤された。 |
午前、『金沢マップ』のショップ原稿整理。 午後、来週おこなわれる「一箱古本市」の打ち合わせのためNYANCAFE−BOOKSさんを訪ねるも、クローズ。そうだ、店長・リンダさんが今週帰省すると話していたことを思い出した。 フラットバスで香林坊に出て、『金沢マップ』に掲載を予定しているギャラリー、珈琲屋さん、カレー屋さんを回って了承いただく。カメラを忘れたので店の写真はまた今度。 夜、HPのメンテと『マップ』資料整理。 |
5時半起床。着替えをしながら淹れた珈琲を携帯ポットに移し、昨夜用意したバッグに放り込んで家を出る。 金沢駅6時11分発の各停サンダーバードに乗り込み、日帰り大阪出張。目的は、大阪古書組合の大市会に参加するためである。昨日降った雪は福井県内でも積もっていて、今庄では線路の側雪もかなりある。珈琲を飲みながらの車内読書は、森山伸也『北緯66.6℃』(本の雑誌社)、山科辺りで読了。 終日、大阪市内・粉川町の大阪古書会館での大市会で入札すること16点。オヨヨさんも一本後の電車で来館、がんばりましょう!と声を掛けるが、今日はお互いライバルだ。 最終結果を見届けるともう16時、地下鉄で2駅目にある玉造駅近くの「モハキハ」に立ち寄って座頭市のFumiさんと久しぶりに顔を合わせることに。お店の造作が前回と変わっており、そのあたりの話など札幌の森彦コーヒーをいただきながら歓談。 JR玉造駅から大阪駅に出て、19時27分発のサンダーバードで金沢に。復路の車内読書は、"たこやき"と一緒に飲んだ缶ビールが効いて不可。 22時半過ぎ帰宅。ところで今日の出張の成果だが、10勝6敗となんとか勝ち越しました。 |
終日、上階でHPのメンテナンスと11月分の日録を書込む。 すでに過ぎ去った日々のことを今さら書いても……と思いつつ、非日常のイベントやお客さんとの他愛のない会話、食事といった出来事が先月ほど続いたのも珍しく、折々の写真を見ているとちゃんと思い出す。 夜、ビーズHさんから借りているニール・ジョーダン監督のDVD『プルートで朝食を』(英/2005年)を見る。人が人を好きになるって、男も女も関係ない、っていうことを思い知らされる。 |
今週は荒れ模様の天気予報が出ていて、なるほど朝から時雨れて風もある。 午前、あうん堂の月末整理。ウンウンとうなっても残高は変わらず、小雨の中銀行と郵便局へオヤジは走る。 午後、一握りしか残っていない"雄神リンゴ"を、先月お世話なったダッチゴシさんと、身内の横浜Kenさん、伊丹Shinさんの3軒にそれぞれ2個ずつ送ることにしたが、物足りないので"ビーバー/豆とぼ餅/ムーミン缶"を詰め合わせる。夕方までヤフオク出品準備作業。 夜、ビーズHさんからお借りしているDVD 『クライング・ゲーム』(監督:ニール・オーダン)を見る。1992年の封切り時に映画館で見て、ストーリーの展開の衝撃に圧倒された映画だというのにほとんど覚えておらず、でもこんなに面白いとはなあ。この映画は昔見たことがあるから、なんてよく知っているようなことを口に出すのはやめよう。23:45就寝。 |