毎月2回開催されている古本交換会(石川古書組合)だが、今回は年に一度の「秋季特選大市会」が金沢市郊外の異業種研修会館に会場を替えて開かれ、満を持して参加する。
開場の10時過ぎに着いたのだが、すでに会場の半分が出品本で埋まっていて組合理事長としてはこの盛況さにホッとする。あうん堂は全7点出品。最低入札価格はいつもの倍で、落札されなければ引歩(1点に付き支払う出店手数料のこと)もあるというハードルの高い市だけあって出品物のクオリティーも高いのである。
昼食は組合が用意した “チャンピオンカレー”で、別室でみんなでいただいた後、臨時の組合総会が開かれる。今回は組合新規加入申請に対する承認議案が1件だけなので、15分間で終了。今年度二人目の加入が認められ、これで組合員は30名となってメデタシ、メデタシ!
13時改札。あうん堂は5点に札が入り、2点は持ち帰り。ゲットできたのは2点で差し引きプラスとなって、イカッタ。会場の後始末を確認して引き上げ、金沢駅西消防署に立ち寄り来月のイベントで “焼きいも”をするので届け出を提出して帰宅。かくして古本屋の秋の一日は過ぎていく。 |